東海道線(ATOS化前)

東海道線の戸塚~熱海間では、独自の非常に詳細な案内が用いられていたため、「東海道型放送」と呼ばれる所以となっています。
放送内容や言い回しなどは、各駅で微妙に異なっていました。

東京駅

東京駅東海道線ホームでは、他ホームの案内が「電車が参ります」に対し「電車が入って参ります」と上位の放送が使われており、7・8番線はカンノ製作所、9・10番線はユニペックス製の放送でした。
発車時はメロディ化されずベルのまま使用されていました。


新橋駅

新橋駅東海道線ホームでは、導入当初からこの駅独自のメロディが使用されています。


品川駅

品川駅では、列車を判別する機能が無かった為、番線が省略された簡易放送が使用されていました。

放送装置更新前
以前は番線により微妙に放送が異なっていました。


川崎駅

川崎駅では、東海道線内で唯一「せせらぎ」が使用されています。

以前の放送


戸塚駅

朝の9時30分までは、到着放送の前に「お早うございます」という文言が追加されていました。


大船駅

大船駅では、快速アクティー案内時に「2つドア、10両編成、二階建て」と称していました。


藤沢駅

藤沢駅では、快速アクティー案内時に「二階建て、10両編成で」と称していました。また、3・4番線はこの駅独自のメロディが使用されています。


辻堂駅

放送装置の設定で高音しか出ていませんでした。上下線とも同じものが使用されています。


茅ヶ崎駅

茅ヶ崎駅では、快速アクティー案内時に「全ての車両が二階建てです」と称していました。
なお、5・6番線は、他の駅では聞くことの出来ないオリジナルのメロディが使用されています。案内放送は、編成が短い場合に限り独自の文面が追加されていました。


平塚駅

平塚駅では、快速アクティー案内時に「10両編成、オール二階建て車両で」と称していました。


大磯駅

ATOS等と同タイプの放送でしたが、冒頭のチャイムなどはありませんでした。


二宮駅

他の駅と同じタイプでしたが、簡易型の放送でした。


小田原駅

小田原駅では、快速アクティー案内時に「快速アクティー、オール二階建て電車」と称していました。


湯河原駅

湯河原駅では、白線が撤去された後も長い間「白線の内側へ」という放送が残っていました。


熱海駅

JR東日本管轄はこの駅までとなり、ここから先はJR東海の管轄となります。この駅は当時、放送が大音量なうえ音割れが大変ひどい状態でした。