常磐線快速・常磐線各停(ATOS化前)

常磐線の各駅では、日暮里~取手間とそれ以遠で、メロディの使用形態が大きく異なっていました。また、取手までの間では、大半の駅で発車放送の後に駆け込み乗車の禁止を啓発する放送が使用されていました。

上野駅

上野駅では、東北地方などから上京した方が、聞き慣れない発車サイン音などで戸惑わないようにと言う配慮の為、メロディ化せずにベルのまま残っていました。


日暮里駅

日暮里駅では、JR化後暫くの間ユニペックス製の曲が用いられていましたが、2000年8月23日よりテイチク制のメロディへと変更されました。


三河島駅

三河島駅では、接近放送の文言が「白線の内側」という、独自の放送を使用していました。また、タイマーにより朝の9時30分までは「お早うございます」という文面も追加されていました。


北千住駅

北千住駅では、時期不明ですが放送装置の改良後よりメロディに若干のアレンジが加えられました。また、接近放送はタイマーにより9時30分までは「お早うございます」という文言が追加されていました。

放送装置更新前のメロディ


松戸駅

松戸駅では、ATOSの導入前から放送自体を“スタンドアローン”の状態で使用しており、常磐線松戸駅と取手駅のみこの放送を使用していました。





我孫子駅

我孫子駅では、長らくユニペックス制の放送が用いられていましたが、99年の10月29日~31日に各種音声の変更が行われました。
新メロディは、導入時点では我孫子駅が初採用の物が殆どでした。

以前の放送


天王台駅

 

放送装置更新前の放送

  • 1番線(下り)接近放送

  • 1番線(下り)発車メロディ「春トレモロバージョン」
  • 2番線(上り)発車メロディ「清流」

取手駅

取手駅では、松戸駅同様スタンドアローンの状態でATOSの放送を使用していました。ユニペックス制のメロディが使用されている駅は、この駅までとなります。


藤代駅

取手駅以遠からは使用されている曲もがらりと変わり、殆どの区間で統一されています。接近時の放送も「後に下がって」と言う文言が主体となっていました。
この駅では、東京駅や武蔵野線などで使用されていた、カンノ製作所制の放送が使われていました。


佐貫駅

佐貫駅では、98年の3月頃より以前から使用されていた接近放送に代わり、詳細な内容の自動放送が導入されました。


牛久駅

カンノ制の標準的な放送が使用されていました。


ひたち野うしく駅

ひたち野うしく駅では、98年3月14日の開業時からATOSの放送が使用されていました。


土浦駅

土浦駅といわき駅では、オーケストラによる発車メロディが使用されています。曲目はどちらもモーツァルトの曲です。


水戸駅

水戸駅では、1988年1月15日より水戸駅独自の発車メロディが使用されています。


いわき駅

上記の土浦駅と同様、発車時にはオーケストラによる発車メロディが用いられています。


仙台駅

仙台駅在来線ホームでは、列車発車時に「青葉城恋歌」を編曲した物を使用しています。